初めての転職。大手→メガベンチャーの転職後3ヶ月で感じたこと5選

初めての転職。2度目の転職。

どのようなシーンだとしても、新しい職場で働き始めのうちは慣れないことばかりです。

「職場に馴染めない」「辛くて辞めたい」「思っていたのと違う」と感じる方も多くいらっしゃいますが、短期で退職すると今後のためにならない可能性があります。

私は、今まさに転職3ヶ月目を迎えているため、実際の声として皆さまにエールを届けたいと思います!一緒に乗り越えていこう!!

自己紹介

ありちん

1992年 北海道に生まれる

2011年 北海道から関西の大学へ進学

2015年 東京本社の上場企業に新卒入社

5回の転勤を経験。東京を起点に
仙台に2回・広島に1回転勤

転勤続きでライフワークバランスが
不安になり転職を試みる

2024年7月 東京を勤務地として
2社目のメガベンチャーへ中途入社

目次

想像以上のギャップ

良くも悪くも、視野が広がりました!

働き方って、こんなに多種多様だったんだ。
社風って、こんなに違うんだ。

社会人で、雇用されている労働者だということは変わりないのに全く違う世界線を生きている感覚です。

仕事のスピード感、密度も段違い。
以前は成熟した業界にいたため、追われながら仕事をするケースは稀でした。業界に詳しい人も多い。

しかし今回の転職を通じて、前職では業界動向・同業他社の情報を逐一学んだり、それらをサービスに反映することを怠っていたな、と気づきました。(しなくても、そこまで業務に影響ない。そこまで真新しいトピックスも多くなかったという違いももちろんあります)

今は早くアウトプット(成果物)を出して、業務量もたくさんこなしていく働き方に変わって来たように思います。

そして同僚のバックグラウンドやキャラクターも、あまりに個性的で腰を抜かしました笑
以前は古い業界におり、創業も50年を超えるような企業だったため、おじさんが多い&辞める人も少なかったように思います。

しかし今は比較的若い年齢層で、部活やサークルのような雰囲気です。イヤホンで音楽聴きながら仕事していいんだ、ってびっくりしてます。(でもこれって話しかけにくい…)

転職すると、企業の規模や業界関係なくギャップは少なからずあるかと存じますので是非、一例にしてください!

会社員、という本質は変わらない

企業の規模、部署の人数は変われど、やはり組織なのだなあと感じました。
特に、事業方針、仕事の裁量、指示・命令系統で「組織」を強く感じます。

言われた仕事をこなして、決まった時間働いて、安定したお給料をいただく。会社員の醍醐味であり、世の常です。個人ではなく組織で動いていくのです。

大手よりベンチャー気質の方が、自由なのかなって思うじゃないですか。・・・マジで職場によりけりです。

もし、転職を気に「自由に働きたい!」「裁量のある仕事がしたい!」と思われている方がいらっしゃったら、1つ忠告です。

会社員になる以上は、あなたが求める自由や裁量は存在しないかもしれません。そこが転職の軸になるなら、独立やフリーランスの方がよっぽど実現できます。

フレックスやリモートワークのくらいの自由度なら、すぐ実現しちゃいますけどね!

生活リズムって結構大事

生活リズムが大きく変わりました。
主には就業時間、残業の有無がダイレクトに響いています。

ではまず就業時間の違いについて。盲点でした。身体への負担が結構ある。

【Before】09:00〜17:30。7.5時間勤務&ほぼ残業なし
【After】  10:00〜19:00。8時間勤務&残業月間20時間前後はザラ

終わり時間が変わったのが特にしんどい。就労時間もちゃっかり伸びてるし。
慣れちゃえば良いのですが、早くても2.5ヶ月〜3ヶ月は生活リズムを掴むのにかかります。

もし、ワークライフバランスを改善したいと考えて転職される方がいらっしゃるようでしたら、この環境で長く働き続けたいか?働けそうか?は念頭に入れてもらえるとよろしいかもしれません。

そして地味に、晩ごはんのタイミングどうしようっていつも悩んでます笑
会社で食べるのか、帰宅後食べるのか・・・移動に1時間かかるからなぁとかも思う。

とはいえ生活リズム問題は、最重要事項でない方もいらっしゃるかと存じますので頭の片隅に入れてもらえれば幸いです。

転職を繰り返す人の気持ちがよく分かる

今回の転職で、理想に近づいたのか?これは転職のたびに自問自答すべきです。
自問自答の結果、「理想じゃない」「しんどい」からまたすぐ転職したい。そう考える気持ちもとてもよく分かります。

前職への不満は解消されたものの、新しい職場では別の不満が出てくる。そんなもんです。

大前提、100%理想の職場なんて存在しないのですが「私って、この業務がやりたかったっけ?」「この環境を望んでたっけ?」という答え合わせは、転職のたびにした方が良さそう。

もちろん、鬼のような残業を強いられたり、ハラスメントが横行しているような職場は辞めてもらってOKです!

でも自分が職場に馴染んでないだけだったり、変化を受け入れられないだけだとしたら?価値観の多様性を受け入れられていないだけだとしたら?

自分の譲れないところ、許容できるところは常に考えないと短期離職を繰り返しかねないなと感じました。

そして転職はあくまで自分の理想に近づくための選択肢の1つであり、人生の旅の途中なのだと整理した方が気が楽です。今は1社で定年退職まで勤め上げる風潮も減って来ておりますし、(職を選ばなければ)慢性的な人手不足なので求人が枯渇することもありません。また旅に出れば良いのです。

今回の転職を経て、そういったことに気がつきました。

経験値は確実に上がっている

今までの環境にぬくぬくしがみついていたら、身に付かなかったことが3ヶ月弱でもたくさんあります。

例えば報告・連絡・相談のコツ。(所謂、ホウ・レン・ソウってやつ)

業務に溢れかえっているメンバーが多いため、簡潔に伝えないと時間がかかったり、理解までに無駄なラリーが発生してしまいます。
テキストでのコミュニケーションでは、結論から述べたり、できるだけ箇条書きなどの視覚に優しい整理にして理解してもらいやすくする。そうしないと、後回しにされちゃうよ。そんなことを指摘いただいて、もっと洗練していかねばとハッとしました。

現時点では全く体得できておりませんが、これを極められればかなりコミュニケーションの質が上がるのではないでしょうか。

もう1つ例を挙げるのならば、パワーポイントなどのプレゼン資料の作り方
企画の仕事が長いので資料は作り慣れているのですが、ストーリーラインの作り方やデザインなど、学ぶことがてんこ盛りでした。

ミーティングに参加していない人でも、その資料を見れば何を言いたいのかわかる状態にしなければなりません。各スライドには1メッセージのリード文を必ず添え、何を言いたいスライドかを突き詰める必要があると感じました。

他にも伝えきれないほどの経験があるので、転職してプラスだったなと総合的に思っております!

終わりに

いかがでしたでしょうか?

たかが3ヶ月、されど3ヶ月。
様々な経験値は身につき始めていると感じております。

これまで経験してこなかった業務に触れ合えているのは正直「ラッキー」と思っています。

それなりにギャップやしんどいシーンもありますが、そこで腐らずみんなで乗り越えましょ!そして違う景色を見ていきましょ!!

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この記事を書いた人

キャリアと恋愛に翻弄する、92年生まれ。迷えるキャリア女子の悩みを解決したい。

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