転勤をすると、仕事の幅が広がったり様々な人と話すことが増え、経験値が上がりますよね。
しかし、独身で30歳を超えてからは「これのままじゃ、人生マズイかも…」と考えるようになりました。
そのあと実際に、転勤のない職場に転職してみて結論、このように思いました。
『男女問わず若いうちは転勤してもいい!しかし結婚、出産、子育て、マイホーム購入などのライフステージの変化を考えると、ゆくゆくは転勤なしを推奨したい!』と。
そこで今回は、転勤ありから転勤なしに変わって気づいた学びをお伝えします。
生活できる年収があれば十分、生きていける

生活できれば、ある程度の収入で良いです。
今回、上場企業からメガベンチャーへの転職を機に年収100万円以上ダウンしましたが、散財しなきゃ死にはしません。働きながら、それを体感しています。
転勤ありの会社は全国展開している大手が多いですが、手当が手厚くて高年収になりがちです。それが魅力ではありますが、ずっとその環境で、やれますか?
とりあえず若いうちに稼いで、給与は貯金、投資に回しながら資産を築いておこうよってスタンスでも良いのではないでしょうか。いずれ転職しても、そこまで金銭面で苦しくならないように事前準備しておけば何も問題はありません。
転勤がある/なしに関わらず、年収が下がることを懸念して転職に踏み切れないのであれば、あまり気にしない方が良いです。
【ポイント】
・生活ができる年収であれば、生きていく上で問題ない
・年収は変動するので、入社時の金額に固執する必要はない
・自分の努力次第で、本業以外からでも収入は増やせる
・若いうちに稼いでおき、資産形成しておけば何が起きても多少は耐えられる
という観点をぜひ、持っていただきたいです!
住みたいところに住めるって嬉しい

転勤なしの偉大さを痛感したのは、まさにこれです。
私は北海道出身ですが、縁のなかった仙台や広島に転勤していました。自分の意思では住まなかったエリアだなと感じています。
そういった経験ができたことは嬉しいのですが、一方で「東京で働きたい」「東京で婚活したい」「なんでも揃っている東京に住みたい」という思いもありました。しかし、前職だと勤務地はコントロールできませんでした。
しかし、転勤なしになった瞬間どうでしょう。
もう転勤に怯えなくて良い!
自分が選んだ街で、好きに過ごして良い。こんな選択肢をもてるんだ!という自由さにハッピーハッピーです。
分かりやすくまとめると、こういったところがよかったです↓
【ポイント】
・心理的安全性が高まった。「次はどこに行くんだろう」という不安がなくなった
・人生設計のしやすさアップ。自分の理想の暮らし、好きな街を選ぶことが可能
恋愛がしやすい

婚活、めっちゃしやすいやん!ってのが正直な感想です笑
私はマッチングアプリを活用するタイプですが、転勤時代には「この街にいつまでいるか分からないもんな」「転勤になったら遠距離になるじゃん」「ここの街に土着するイメージも湧かない」といった理由から、活動には後ろ向きでした。(ただ単に面倒なのもあるけど…)
そして東京に引っ越してきて転勤なしになってから約2ヶ月、実際に彼氏ができました!
タイミングって、本当にあるのねと痛感。でも今回に関しては、転勤なしになった=タイミング(きっかけ)を自分で掴んだなった気がしています。
【ポイント】
・恋活・婚活へのモチベーションアップ。転勤による恋愛に対しての不安要素が減る
・関東は人が多いので、自分に合う人も多い可能性あり。アプリ登録者も多数
家庭にも優しい

転勤による強制的な引越がありません。
転勤の影響で単身赴任にするか、家族で引っ越すかを家族会議する必要もありません。
家族に不要な心配、考え事を与えないというのは心理的にも経済的にも良いのではないでしょうか?
前職でありがちだったのは「もう転勤がないと思って、マイホームを購入してしまった」パターン。
購入してまだ日が浅いうちに、転勤になり絶望。結局「賃貸に出す」もしくは「マイホームに家族を残して自分だけ単身赴任」のケースどちらかを選んでいる社員が非常に多く見受けられました。
ワークライフバランスは崩壊ですよね。転勤があるせいで起こる、不要な問題ごとです。。。
【ポイント】
・心理的な安全。家族で離れて暮らすケースがなくなる。家族時間が増える。
・経済的な安全。マイホームに住めない場合、単身になる場合などのコスト計算しなくて良いl
ちょっとした寂しさ

上記でお伝えしたとおり、なんやかんやマイナス面が多い転勤ですが、良いこともあります。
それは様々な人、場所、食べ物、文化などに触れる機会が増えること。
それらが減ることに正直寂しさもあります。受動的な環境変化は減るため、飽き性な人、刺激が欲しい人には転勤生活もありなのかもしれませんね。
転勤がなくなったことで、今後は自分で「〇〇に行こう」「〇〇食べに行こう」「〇〇さんに会いに行こう」とならないと、行く機会がないかと存じます。なのでそれを動機に旅行を組んで、友だちや同僚に会いに行けば良いのですけどね。(家庭持ちになるとそんなにフットワーク軽くは動けないよね)
そう考えると、人生って本当に一期一会だよなあ…!(しみじみ)
まとめ
いかがでしょうか?
これら5つの気づきから、私は若いうちは転勤OKだけど、人生のステージが変わるごとに転勤は厳しいんじゃない?って考えております。
20代のうちはなかなか気付きませんでしたが、自分が転勤を重ねてアラサーになってきて「あ、軌道修正しなきゃ」と思いました。
あなたの人生の、参考になれば幸いです。