社風?給与?自分にとって”ギャップ”のない職場を見つける方法とは

新しい環境に馴染むのって、時間がかかりますよね!

「売り手市場」「人手不足」が叫ばれている世の中なので比較的、仕事は見つけやすいはずです。
しかし、仕事に就けたからといってあなた合っている職場だとは限りません。

あなたが何を軸にするか、何を大切にしたいか、逆に何は我慢できるかで理想の職場環境や働き方に近づけるはずです。

私の経験則から考慮いただきたい項目をピックアップしました。
一意見としてぜひ参考にしていただければ幸いです!

目次

考慮すべき項目

会社の規模感

一般的に「大手企業」「上場企業」「メガベンチャー」「ベンチャー」「スタートアップ」などさまざまな呼称がありますが、つまりそれらです。会社の規模感によって制度面やマインドなどが大きく違うため、働きやすさにも大きく影響します。

業界研究ももちろん大事ですが、入社したい会社がどのくらいの規模感なのか、業界の中でどのくらいの立ち位置なのか、同業他社と比較して何が強みなのか等を研究しておくと、よりギャップが減るのではないでしょうか。

会社の規模感って、会社としての企業ブランド(=ネームバリュー)にも通ずる部分が大きいですよね!
例えば営業職で入社した場合に、話を聞いてもらいやすい・購入につながりやすいということも。

また会社の規模が大きいと、資本力も大きいと言えるのではないでしょうか。
上場企業でしたら、開発や市場調査にたくさん費用を使えるかもしれません。とはいえ、これから成長していくスタートアップ企業だとしても、世の中からの注目度が高まっていれば大きな資金調達をする可能性もあります。

そういった会社の規模感を掴んでおくと、自分がどのくらいのことがやらせてもらえるかイメージしやすいです。

社風

社風は業界創業年数職種によって大きく異なる場合があります。

例えば業界に関して。
これは古い業界の方が、昭和のコテコテ感が満載です。体育会系の可能性も大いにありますね。例えば商社なんて典型的な例です。

業界や創業年数が長いほど依然、年功序列が残っている企業も多いです。
とはいえ世の中の潮流に合わせようと体質を変えようとしていますよね。コンプライアンスに対しても同様です。

一方、IT系やSaaS業界などの新しい業界は、男女平等でフラットな職場です。
しかし評価されなかったら給料も上がらない(むしろ下がることだってある)ので、そこはシビア。やることさえできていたら、比較的自由な職場もあるのではないでしょうか。

職種でも違いますよね。

財務や経理、法務、システムなどのコーポレート職の方ってとても真面目な人が多い気がしています。人によっては冗談が通じないくらいの、とてもルールに遵守された方もたくさん見てきました。

逆に営業職や企画職などは、元気で明るい。割とコミュニケーション力高めな感じ。
とはいえ、たまに勢いだけで主張してルールはガン無視なんてこともありますが・・・

自分はルーティーンが好きなのか、何かを生み出したり考えるのが好きなタイプなのか、外にもたくさん出て行きたいタイプなのか。そういった自分のタイプを鑑みてギャップの少ない職種を選ぶと、違和感が少ないですよ。

福利厚生・就業規則

意外と見落としがちなのが、福利厚生や就業規則。

住宅手当(家賃補助)、引越手当、有給休暇の日数など会社によって制度が違います。出社なのか在宅勤務OKなのかも、このコロナ禍を経て大きく変わった部分ですね。

勤務時間も違いますよね。フレックスを導入している会社もあれば、きっかり時間が決まっている会社だってある。

私が経験の中から皆さんに覚えておいてほしいことは、大きく2つです。

①住宅手当で生活が結構変わる

私は1社目はかなり手厚い住宅手当がありました。

しかし2社目はゼロ。全くございません。

世の中見渡してみると、全国転勤が多い会社ほど住宅手当や引越費用の補助が手厚いようです。

転勤がないので仕方のないことなのですが、それにしても金額にしてだいぶ差があります。例えば月5万円の手当が出たとしても、年間で60万円です。フツーにボーナス並みです。

なので求人票を見るときは、そこも見落としなくチェックいただきたいです!

②生活リズムもとても大事

勤務開始時間と終了時間がガラッと変わると、身体が変化に対応するまでは結構しんどいです。

私は1社目は9:00〜17:30、残業もあまりない環境でした。フレックスはなし。このリズムがが当たり前だと思っていたし、残業の点においてはかなり恵まれていた自覚があります。

しかし2社目はフレックスはあるものの、10:00〜19:00がベース。
朝の通勤ラッシュは落ち着いているからそこは利点ですが、就業時間がちゃっかり伸びているし、終わるのが遅いから帰ってから何もできずにバタンキュー。周りには早く仕事切り上げる人は少なく、早く帰るの気まずい・・・あと多分夜型の人多いよね?って感じ。

この生活リズムの変化にはかなりギャップがありました。もし変化に弱い方は、こんな事例も想定しておいても良いかも?

転勤の有無

私の場合は本当に、本当に大事な項目でした!!!
リモート勤務100%の方はあまり、意味をなさないでしょうけどね。

独身の方、ファミリーの方でも感じ方は別になろうかと存じます。それも踏まえた上で、メリデメをまとめてみました!

転勤のメリット

①経験値が爆上がり
否が応でも、環境が変わりたくさんの人と出逢います。自分では選ばないような土地に行くこともあろうかと思います。業務内容も場合によっては大きく変わります。これって、キャリアを深める上でのチャンスですよね!

②エリアを知ることができる
観光やグルメを堪能し放題!方言だって浴びられる!そういうことが好きな人には堪らないでしょう。

③物価が安い場合がある
東京・大阪・名古屋などの大都市と比べて、他の地方都市では安いケースがあります。特に家賃や青果などでよく感じます。道の駅なんて、超うはうはです。旬で新鮮な野菜がたくさんありますもんね。海外転勤だと特に物価の違いを感じるでしょう!

転勤のデメリット

①結婚しにくい
女性が特にそうなのでは、と思っています。
転勤先で婚活・恋活をするとその土地でしか生きてこなかった人が大勢います。自分がその価値観に合わせられるか?自分の価値観と比べて物足りなく感じないか?とか考えちゃうから遠のくんだよなあ・・・(自己反省)

男性は、彼女が転勤について来てくれるタイプであれば結婚は早いと思いますが、地元を離れたくない勢だった場合はやっぱり難航しちゃうよね。

②家族と離れ離れになりやすい
お子さんが小さいうちは良いのですが、小学校・中学校・高校と進学していく中での転勤となると「じゃあ単身赴任ね」となりかねません。
家族との時間を大切にしたい、一緒に過ごしたいという確固たる意志がある方にとっては、転勤は重荷でしかないでしょう。

③家を購入したのに転勤となるとかなりまずい
こちらも②同様、その土地を拠点として住み続けよう!家買おう!と思った矢先に転勤になるとどうでしょう。

もし購入後でしたら、「家を売る」「家を貸し出して家族て転勤先に行く」「自分が単身赴任して、家族はその家に住み続ける」などの選択を迫られます。心は安定しないですよね。これもやはりデメリットでしょう。

考慮不要な項目

業務内容

仕事内容で求人票を見る方がほとんどですが、入社後に当初聞いていた業務内容とは乖離が出てくるケースも多いので気にしすぎなくて大丈夫です!

実際、私は面接を進む中で最初に見ていた求人票とは別の業務内容・別の部署にて入社することになりました。
これは空き状況、経歴や適性、求職者のキャラクターなどの要素を総合的に判断しての配属だと思いますが、そんなケースだってあります。

もちろん、経験が活かせるような配慮はされると思いますが想像と違っても「これもまた経験!」くらいに思っておけば問題ないでしょう。配属先が同じ職種や未経験職種であっても、前職と全く同じ業務をしていれば良いなんてことはないですからね。

常に、学びの姿勢ですね!

やりがい

やりがいなんてものは、与えられるものではなくて見つけるものです!どんな仕事にも”やらなければいけない理由”や”意味”があります。

例え地味な仕事であっても、つまらない仕事であっても、ぜひ”意味”を見つけていただきたい。
もし意味がない仕事なら、不要である理由をディスカッションしたり、代替案を見つけたり、やり方を改善すれば良いのです。

もし入社後に「やりがいがないなー」と思ったとしても、すぐ離職するのではなくそのあと自分がどう行動したか、その後のキャリアにどう活かせるかなどを考えて動いてみてはいかがでしょうか。

個人的な意見として、単純作業でつまらない・やりがいがないときはゲーム性を持たせるようにしています。
自分の中で、自分と戦うのです。「この作業、17時までに終わらなかったら夜ご飯抜き!」などと考えながらやるのです。間に合えば勝ちです。多少、楽しくなりませんか?笑

給与

転職後は、給与が上がるケースもあれば下がるケースもありますが気にしすぎはNGです。

例え下がったとしても、入社後の頑張り次第では昇給していく可能性は無限大です!

また個人的には、生活できる程度に賃金を頂ければ問題はないと考えています。

給与は下がっても、その分キャリア形成できると判断できればその転職はGOです!
そこでの経験を経て、また転職したって良いですし、社内異動で別部署に行くことで給与が上がることだってゼロではありません。

また事前に貯金を貯めておくなどで備えればなお良し。

いくらでもやりようはあります。お金ばかりに囚われないで・・・!

まとめ

いかがでしょうか?

考慮すべきと不要ということで、大きく7点挙げさせていただきました。

これはほんの一例なので、参考にしていただきながらもご自身のこだわりも尊重しながら、お仕事探されてください!実りある活動になりますように・・・

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この記事を書いた人

キャリアと恋愛に翻弄する、92年生まれ。迷えるキャリア女子の悩みを解決したい。

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